「レ・ミゼラブル」梅田芸術劇場 |
やはり生の舞台は全く違っていました。
今よりもっとミュージカルが好きだった学生時代、
見たくても帝国劇場での上演しかなく、
関西でのコンサートに行くのみ。
数年前に、大阪でのレ・ミゼを知り、
チケットを取ろうとした時は完売でした。
なので、今回は頑張ってチケットを取り、6列目のど真ん中
ジャン・バルジャン役の吉原さんは力強く、やさしく、包容力があって。
最後の神に召されるまで、目が離せませんでした。
「夢破れて」、「on my own」、「Bring him home」、ジャベールの歌、
群衆の唄「one day more」…
代表曲というのがこれほどまでに多いミュージカルもそんなに多くないのでは。
中だるみも無く、一気に最後まで聞かせてくれました。
過酷な運命を受け入れる者たち。戦いに向かう学生たち。
職務を全うしようとする者。
六月暴動のその日に向い、人それぞれの交差。悲しみ。喜び。
何度も涙が出てくる場面がありますが、
最後は、感動と安堵と悲しさでもう嗚咽が出て大変でした。
カーテンコールも盛り上がり、
ピョンピョン跳ねて、手をぶんぶん振って、ぶらぼー、
受けた感動を役者の方に伝えようと・・・必死になってKY極まりなくなりますーー;