生活あんぜん・あんしん情報誌「雪」表紙絵2月号 旧居留地15番館 |
「私が神戸に来たのは震災後8年を経てからのことでした。青いビニールシートがちらほらと見かけられたものの、復興への階段を急ぎ足で駆け上っているところでした。
今回表紙に描いた旧居留地15番館(重要文化財)は震災で無残にも全壊してしまった建物で、当時の建材を使い3年後には再建され、繊細な柱やシンメトリーな美しさを見ることが出来ます。
『しあわせ運べるように』の歌の中に「傷ついた神戸を元の姿にもどそう」という歌詞があります。美しく元の姿にもどった15番館は、神戸観光の見どころの一つとして、またレストランとして多くの神戸っ子に愛されている存在です。」