フランス紀行 ヴァンブの蚤の市 ブロンズの小物 |
・・・取りあえず整理する前に写真に収めたヴァンブの蚤の市の雑貨を。
初めての蚤の市は、要領もよく分からないので、
失敗を見込んでお手頃価格のものを購入したけど、
今回は、前回の大いなる失敗も含めて、
よく吟味して、欲しい、と思うものを買おうと。
今回の蚤の市では繊細な模様が施されたインク壺に目が行きました。
19世紀の美しいインク壺。
でもジョバンニさんでレプリカを手に入れ、
これはこれで気に入っているし…と。
こういった出会いの前後のめぐり合わせをまた感じることも。
少しでも安くならないか、店主との攻守攻防の末手に入れたもの(*^^*)
これは何だろう!?ブロンズのずしっとした重さ。
アールヌーボー調のライン。
今回感じたのは、ブロンズ物はやはりあまり値引きに応じてはくれませんーー;
揃いの4つ買ってくれたら負けてくれる、と云われたものの、
4つもいらないしなぁ^^;と一つ。
今回一番の収穫が・・・19世紀のものだという、繊細なブロンズの額と
ヴィクトルユーゴーの言葉がカリグラフィーで書かれ、
周りの模様も細かくとても美しい。
すべて手書きで今も時折手にとってはじっくり眺めてます。
ガラスが割れているのを口実に値切ってみよう…の思惑も、
店主自ら、フランス語で「これはガラスが割れているけど、
周りの装飾も中身も手書きですごいんだ!びた一文値切りにはおうじないゼ!」
っといった感じで(本気の勝負は、言葉が通じなくても何故か分かり合える^^;)
隣でやり取りをしている中国人のバイヤーさんに頼んで、
やっと値段を聞きだしてもらう。
が、やはりこれは高い・・・。
3度も目の前を行き来し、手に取って悩み、う~ん、と。
ここまで来ることを思えば、買わない方が後から後悔するだろう、と
意を決して購入を伝え、
お金を払おうとしたら30€足りない!!??
「本当に無いのか?」といったふうに店主も一緒に財布を覗きこむ。
「え~い!しょうがない!30€負けてやるー。
もってけドロボー!!!」(本当にこんな感じでした 笑)
あらかじめ予算を決めておいて、がま口にお金を入れておいたのが・・・良かった^^
箱がいくつも並べられ、雑多な感じで積もられていて、
その中から、気に入る2冊を。
日本だと一冊数千円するであろう洋書が2冊で12€ 1,700円程。
(デパートの蚤の市フェアでは1冊4,000円ほどで売られてました^^;)
透かし模様のガラスを今回こそは購入する予定でいました。
いろいろと探し、お財布とも相談して6個セットで売られていて、
友人と3個ずつ分けっこ。
東京で大江戸骨董市にも足を運ぶことが増え、
少しずつアンティークやブロカントにも興味を持ちだしました。
ヴァンブの蚤の市では日本で見た半額近いものもあり、
もし私が雑貨屋を営んでいたら、間違いなく、
大興奮で買い物をしていたんじゃなかろうかと^^;
やはり半額近いお値段で、
大きさよりも、使われているブロンズの量で値段が変わってきます。
「○○の品だ!」と云われるも、何を言っているのやらーー;
厚みもあり、ずっしりした重さと繊細な形に一目ぼれでした。
途中、姉から「マリア様関係のを何か買って来てー」とラインが^^;
頼まれ物はやはり難しい・・・。
こういった蚤の市では片目を瞑ることが大切で
もう満足したので友人と帰ろうとしていたら、一番最後の出口で
美しい青色で、トワルドジュイで見る柄のような陶器の小物入れを発見。
買ったものを見ると、なんだか茶色げたものが多い。。。
ENGLAND製も今回初めてみたので、35€を32€に負けてもらい^^;お買いもの終了。
居れば居るだけ危険です(笑)
朝一番に出掛け、昼には買ったものを置きに一旦ホテルへ。
今回で2回目となったヴァンブの蚤の市。
少しだけ要領が分かってきたように思います^^
自分にとってのお宝を見つける喜びも
また蚤の市の魅力かと(*^^*)