生き方。 |
宝塚などで振付をされている名倉加代子さんは、70歳にして機敏で華麗なダンスを踊られる姿を昨日テレビで目にしました。
「一生懸命」さが必要であり、そして何事も続ける事で成果は必ず出る、と言っていた。
本人がそのように生きているから、言葉に重みがある。
邦画派だけど、「バーレスク」はとても楽しい映画で、めずらしくDVDを買ってもいいかな、と思わせてくれる希望や元気を与えてくれる一作。登りつめていくアギレラのパワフルな歌声よりも、60歳を過ぎショーの歌い手として落ち目を辿っていくシェールの哀愁漂う、でも奥底に秘める力強い歌声や演技に魅了された。若いといわれたらそうだし、年相応と言われたらそうでもあるし。(いや、でも・・・若いっ)
現実を受け入れ、それを昇華させた時に放つ輝きや強み…。長く生きれればいいという訳ではなく、ひっそりとであっても、自分に与えられた使命を一生懸命に生きる人は素敵だな~っと思う。
最近テレビでよく見るカダフィ大佐は人相まで悪く見えてしまう(`へ´)。これが、いい行いをしていたら「人はみかけによらないな」なんて思うのかな。でも、やっぱり生き方が顔に表れている。同じ革命家でもゲバラは若くして逝ったためか、純粋で力強い眼差しでの彼しか知らない。権力の中枢にいたら、同じような顔つきになっていたのだろうか。うーん。そうでなくてもらいたい。
映画で見損ねた「プレシャス」もDVDで見ました。内容はずっしりと重く、行く先も明るい未来が待ちうけるとは想像しがたい状況だけど、文字を知り、学ぶ事を知り、自らの考えで行動する事を知った主人公の姿は清々しいほど希望にあふれていた。「もう大丈夫」と見ている側が声を掛けたくなる。
いろんな生き方を教えてくれるから・・・アンテナを、鈍感な割には敏感にしておかなきゃ、と思う。^^