モダンカリグラフィーワークショップ |
ブログ以外で初のSNSとして、インスタのアカウントを取得しました。
世界のカリグラフィーを見るためだったのですが、
目に飛び込んできたのは、「モダンカリグラフィー」なるもの。
正直に言うと、とても衝撃を受けました。
確かに海外では、ポインテッドペンのみ、とかブロードエッジニブのみ、
一つの書体を極めているカリグラファーがいると聞いています。
同じ日本人で、その文字自体にも、
そして華々しく活躍している姿にも驚きました。
カリグラフィーといえば、一つの書体を習得して、次の書体・・・
とにかくコツコツ、華やかさとは無縁で^^;
一通り見て、「これは私が手を出す世界ではないな」とそっと蓋をしました。
ただSNSを通じてモダンカリグラファーの友人が出来、
彼女が何度も推敲してテキストを作っていて、
完成途中のテキストを見ると、
そのとても真摯な思いは、文字を書くのが好きというのと一緒なんだな、と。
私も一度書いてみよう
思えば、ゴシック体からカッパーに移ったときも衝撃的だったのに、
モダンカリグラフィーは何でこんなに躊躇するのか。
彼女のテキストからモダンの扉を開けると、
これが思ったより難しい・・・。
バランスや躍動感。軽く見ていた自分に大反省でした。
でも最初抱いていた思いを知っている分、
なんだか少し罪悪感も感じることがあって、
長年カリグラフィーを教えて頂いた薮本先生に、
「最近、モダンなんか書いちゃったりしてるんです。ヘヘ」と。
その薮本先生から、モダンを教えてもらいたい、と連絡を頂いた時、
「どどどどどど・・・どど・・・、先生どうしちゃったんですかっ!!??」と。
本当に驚きました。
先生の同期の方も来られると聞き、
ならば、トラディショナルを極めた先生方を相手に、
もう一歩踏み込んだ内容にしなければ、
とテキストを見直しました。
インスタのほうに、見直した内容を^^
当日は朝から緊張し、先生方を前に書いた
自分の文字が震えているのを見てさらに緊張するという^^;情けない。
モダンは一般的に、カッパープレート体をベースに、と言われますが、
書いているとスペンサリアンを書く感覚に近いな、と思うことが度々ありました。
きっと…、こういうメンバーだからこそかな、と^^
モダンカリグラフィーといえば、名前だったり、一言メッセージが多いので、
そうではなく、モダンで文章を書くことをミッションにしようと先生と約束し、
とても充実したレッスンをさせていただき
感謝ばかりでした(*^^*)
私はなんて未熟なんだろう、とヒシヒシと感じました^^;