雪4月号表紙絵「兵庫県公館」&良寛さん「散る桜残る桜も散る桜」 |
帰りが遅い日が続き、新しく学ぶことも増え、クタクタとなっていますが、
締切が確実にあるということで、
寝る前のほんの少しの時間、
ゴソゴソと日々創作活動にあててます。
いや、弱いトコとがあって
…これでどうだ、という自信も確信も持てず、
そもそも、技術不足が大きいけど、
どんなかな?これでいいかな?ここがダメだ、あ~、やっちゃった…どうしよう、うぅぅぅ…のループで、
家族を含め、つくづく、こっちが本業じゃなくてよかったね、
あなたの性格では無理だよ、と
兵庫県公館前には大きな大きな桜の木があって、
絵を描いた頃は見る事ができなかったけど、
きっと今は満開を迎えているのではないかと。
英語表記を「HYOGO HOUSE」と電話で聞いていたものの、
入稿後に「HYOGO PERFECTURE GUEST HOUSE」ということが判明し、
文字だけ急いで書いて入稿しました。
一瞬は…やり直さなければ!と思ったものの、
以前のスペルミスで、印刷だったら文字だけ別入稿でもいけるから、
と聞いていたおかげで、落ち着いて対処できました。
失敗を含めて、一つ一つ学んでいけたら、と。
表紙のことば『この建物(元兵庫県庁)は、昭和20年の空襲で内部を焼失し、取り壊しが検討されたものの、3年間の論議で修復再建されることになったものです。回廊のある建物は、外見も内部も見事なまでに重厚で美しく、当時文化的価値を求めて戦った人たちに感謝の気持ちでいっぱいになりました。内部公開日には皇室の方々をお迎えする贅を尽くした内装や、東山魁夷、小磯良平といった錚々たる画家たちの作品やドラマ・映画で使われた会議室等見ることができます。またこの時期は特に満開の桜が出迎えてくれます。』
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桜の時期ということで、
和紙に胡粉を使ってファンデーショナル体で文字を書きました。
「散る桜 残る桜も 散る桜」-良寛-大好きな良寛さんの俳句です。
・・・・・栄枯盛衰的な世の儚さというよりは、
輪廻転生、命は巡る前向きな句として、
そして、・・・死があるから、今生きているかけがえのなさを
この句から感じます。
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手作り好きな同僚から、手編みの手首ウォーマーやテトラボックスなどを頂きました。
春は出会いと別れの季節とはいうものの、
やはり寂しさのほうが勝ります。